ヤゴ
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ヤゴのエサの量の目安と販売店で注意すべきこと

ヤゴのエサの量の目安と販売店で餌を選ぶときの注意点をご存知でしょうか。ヤゴはトンボになる前の幼虫のことで、水の中に生息している昆虫です。トンボが秋から冬にかけて水辺に卵を産みつけると、春の暖かくなるシーズンに卵から孵化してヤゴが誕生します。

もっとも水辺などでヤゴが動いているのを目撃することもありますので、それを捕まえて飼育することも子供たちには人気で、成虫としてトンボとなって飛び立つまで飼育を目標にして観察されることも多いです。

この記事を読むと、飼育するうえでヤゴのエサの量やそのエサを販売している店舗での注意点を知ることができます。

ヤゴのエサの量は1回の目安がどれくらいか

ヤゴのエサの量は、1回に与える目安がどれくらいなのかという事を解説していきます。水中に生息するヤゴは、基本的に成虫と同じように肉食系のエサを食べるのが一般的です。

もっとも、孵化したばかりの初めの頃のヤゴは、体長が数mmも満たない状態になりますので、比較的に小さいエサを与えることがポイントとなります。大型のヤンマ型のヤゴでも体長が約2~3mm、他のタイプのヤゴでは約1~2mm程度の大きさとなるので、それに適する大きさのエサをヤゴに与えることがポイントです。

大抵のヤゴは、1~5mm程度の大きさのエサであれば食べてくれるため、また脱皮することで大きくなり、それに従って幅広いエサを食べることができるようになります。孵化したての頃のヤゴは、エサの種類に適しているのはミジンコなどのプランクトン系が小さいのでよく食べ、暖かい時期になると食欲も盛んになります。

越冬するヤゴの場合は、水温が低くなるとほとんどエサを食べなくなることに注意を要します。ヤゴのエサの量は一日1~2回のペースで与え続ければよく、多少多めにイトミミズやボウフラであれば30匹前後を目安にすると良いです。

これくらいのエサの量であれば1回で食べきれなくてもそのうち、ヤゴが食べ切ってしまいます。ヤンマ系のヤゴのタイプとなると、おたまじゃくしやメダカなどの大きな物を食べることができるまで成長します。その場合も適時、エサとして与え続けてみると良いでしょう。

なお、ヤゴを数匹水槽に入れて飼っている場合に、ヤゴのエサの量が少ないと共食いを始めてしまうことがあります。つまり、ヤゴのエサの量が少ないときに起きる事象なので、エサを気持ち少し多めに与えておくことで共食いを防ぐことが可能です。

ヤゴのエサを買う時に販売店で注意すべきこと

続いて、ヤゴのエサを販売店で買う時の注意点をご説明していきます。ヤゴは肉食系のエサでしか基本的に捕食することができないのが特徴的で、餌が死んでたりすると食べることはありません。つまり、販売店でヤゴのエサを入手する場合には、生きているものを入手することがポイントになります。

また、孵化したての時のヤゴは、魚に食べられてしまうほどの1~3mm程度の大きさでなので、その体型に適合した餌を用意する必要があります。まずは生餌ミジンコなどのプランクトンを大量に仕入れ、ヤゴを飼っている水槽に入れて育てることが重要です。

そして、ヤゴは成虫になるために脱皮を10回ほど水中で繰り返す性質があり、脱皮をすることでサイズが徐々に大きくなっていきます。2~3回ほどの脱皮で1cm前後の大きさのヤゴに変化することが多いため、その大きさになったタイミングを見計らって、今度はイトミミズやボウフラ、アカムシなどの大きめのものを与えると良いです。

販売店でもプランクトンやイトミミズやボウフラ、アカムシなどは豊富に扱っているため、生存率が高いものをよく見て入手することが注意点になります。死んだエサが多いとヤゴが見向きもしない他に、水槽を汚してしまう恐れも存在するため、水の汚れにも気を遣う必要性もあります。

他にヤゴのエサを川や水たまりなどから捕まえることも至難になるので、販売店で売られているものを利用すると良いです。また、ヤゴは生きていないとそれを食べないのですが、数匹のヤゴを同じ水槽で飼育すると共食いが起こります。ヤゴの共食いが起こるのは餌の大きさや種類が適していないことが原因であるので、それを防止する上では生きて食べやすいものを与えることが肝要です。

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