ムカデ
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ムカデが家に出る理由と赤ちゃんが大量発生した時の対処法

ムカデ家に出る理由とムカデの赤ちゃんが大量発生したときの対処方法をご存知でしょうか。ムカデはよく家の中に侵入してくる害虫です。頭部には毒を持ち、咬まれると強い痛みや腫れ、しびれなどが見られます。

ペットや小さなお子さんのいる家庭では特に、ムカデを侵入されないための十分な対策が必要です。しかし、ムカデをいくら追い払ってもいつの間にか家の中にいるのはなぜなのでしょうか。

この記事を読むと、ムカデが家に出る理由いつの間にか侵入されている原因、そして家の中でムカデの赤ちゃんが大量発生した時にどう対処したらいいのかを知ることが出来ます。

ムカデが家に出る理由と原因

ムカデが家に出る理由は、『人間の家が快適だから』です。ムカデはジメジメとした湿気の多い場所を好み、逆に乾燥した場所や空気を苦手とします。人間の家、特に床下は湿気がこもりやすく、ムカデにとっては最適な生息環境です。

また、このような暗くジメっとした環境では、ムカデのエサとなる小さな昆虫も発生しやすくなります。そして、それを目当てに侵入してくるムカデの個体も多いです。

ムカデに侵入されやすい家には、いくつかの特徴があります。ムカデが家に出る理由の第一には、家の近くに外灯があったり、あるいは玄関に門灯を設置していることです。夜になると光に昆虫が集まってくるので、それらを捕まえるためムカデも寄ってきます。

つまり、家の周辺に小さな昆虫とそれを求めてやって来るムカデを引き寄せてしまうので、ドアや窓からムカデに侵入される可能性を上げてしまうというわけです。

ムカデが家に出る理由の第二に、庭に大きめの石や植木鉢といった物が置かれている(あるいは放置されている)ことです。このような物の下はムカデに好まれ、よく棲み処や隠れ場所に選ばれます。暗く湿気でジメジメとしていますし、エサの小さな昆虫も集まりやすいためです。

そしてムカデが家に出る理由の第三に、外壁のひび割れや網戸の破れなど、侵入経路がしっかり作られていることです。建ててから時間が経っている家は特に注意が必要でしょう。

ムカデは、例えば回っていない換気扇の隙間など、ほんのわずかな隙間からも家の中へ侵入することができます。ムカデは外壁をつたって2~3階の高さまで登り、天井裏へ入り込むことも可能です。よくムカデに侵入されるようなら、いちど屋根から床下までの総点検が必要かもしれません。

ムカデの赤ちゃんが家の中に大量発生した時の対処法

続いて、ムカデの赤ちゃんが家の中に大量発生してしまった時の対処方法をご紹介していきます。ペットや小さなお子さんのいない家庭なら、ムカデの赤ちゃんが大量発生してしまった場合、殺虫剤で一網打尽にしてしまうのが良いでしょう。

ムカデの赤ちゃんといえども直接触ると噛まれる危険もありますが、この方法なら距離を置きつつ赤ちゃんを駆除することができます。ムカデ専用の駆除スプレーも市販されているので、こちらを使うとより効果的です。

なお、ムカデの赤ちゃんが発生している場合は、その親やまだふ化していない卵が家の中に隠れている可能性があります。それごと丸々駆除しないと、後日再びムカデの赤ちゃんが大量発生してしまう危険性があります。

ベストなのは、ムカデを家の中から完全に撲滅するため、スプレー式にプラスして「燻煙式」の殺虫剤を使うことです。「燻煙式」の殺虫剤は、殺虫効果のある煙が家中に行き渡り、見えない場所の個体や卵まで届きます。

また、家の中で殺虫剤を使えない、あるいは手元にない場合は、台所用洗剤を使うのが効果的です。ムカデは皮膚の表面にある「気門」という器官で呼吸をしており、同時に油分を分泌することで水分から気門を保護しています。

一方、台所用洗剤には、油分を落としやすくする「界面活性剤」が含まれているので、ムカデの体表面にある油分も役に立たなくしてしまうのです。その結果、ムカデが呼吸ができなくなるので、洗剤をかけられた個体は死に至ります。

そして、ムカデは高熱に弱いため、ドライヤーの温風やお湯を浴びせるといった方法も有効です。お湯の場合は60度以上くらいの熱さで、完全に動きが止まるまで数秒間浴びせ続けてください。頭部の毒も熱で消滅するので、安全になったところを叩き潰す、または掃き集めて捨ててもOKです。

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