カマキリ
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カマキリのエサの頻度と量の目安や注意点について

カマキリエサ頻度について、どれくらいが目安なのかご存知でしょうか。カマキリは昆虫の中でも獰猛な肉食性の昆虫であるため、人工飼育下では与える餌の頻度と量を間違えると危ない一面があります。

この記事を読むと、カマキリのエサの頻度と量の目安について具体的に理解することができ、そして餌やり時の注意点を知ることが出来ます。

カマキリのエサの頻度や目安と注意点

カマキリにエサの頻度は、与える餌の大きさによってだいたい成虫に成長するまでの期間、2日に1回ほど生きたコオロギやボウフラを与えます。また、どうしてもカマキリに与える生き餌の調達が難しい場合は、一時的にいヨーグルトやハムをあげるといいでしょう。

しかし、カマキリは基本的に生きた昆虫や生き物を捕食するので人工的な加工食品は臨時的なエサと思ってください。カマキリにあげる生き餌が難しい場合には、死んでいるエサ用のコオロギなどを2日に1回ほどの頻度で1匹だけ与える分で問題ありません。

また、臨時的にカマキリの餌としてヨーグルトやハムは小さく切ってあげてもいいのですが、食べすぎてしまう場合には腹をパンクさせてしまうので注意しましょう。それと同時に、水分補給も欠かせないポイントとなります。

カマキリのエサの頻度と同じくいつでも水を好きなタイミングで飲めるように、虫カゴの内部をやや水滴がある状態にしてあげて、水分がカラカラにならないように霧吹きなどで2日に1回程度の頻度で保湿してください。水滴は部屋の温度や湿度にも左右されるため、加湿器などを用意してカラカラに乾燥させないようにしてあげましょう。

以前、カマキリに最適な湿度や水分量を調べた情報で霧吹きを直接虫かごにかければいいと思っていたら、暖房により部屋がとても乾燥していたのでカマキリを死なせてしまいました。そのため、暖房をかけている部屋では、水分を与える頻度もエサの頻度と同様に大切です。

ちなみに、カマキリを過去に飼育している経験がある人ならば問題ないですが、カマキリはお腹が減ると同じ種類同士でも共食いしてしまうので、複数飼いするのであれば必ずカマキリを飼育カゴに1匹1匹に分けることが重要です。

もう一つの注意点ですが、カマキリは成虫になってからのオスは食が細くなりほとんど餌を食べません。カマキリが成虫に成長するまではエサの頻度を2日に1回と書きましたが、オスの成虫カマキリの場合には、5日に1度程度のエサの頻度で足りるので餌をあまり食べなくなっても大丈夫です。

しかし、メスの成虫のカマキリは卵の素の栄養分を子作りをする前からシッカリとお腹の中に蓄えています。そのため、メスの成虫カマキリは自分自身でエサを食べさせるのが良く、人が故意的にたくさん食べさせてしまうとお腹がパンクしてしまう可能性があるので注意しましょう。

カマキリのエサの量や目安と注意点

カマキリのエサの量は、基本的に1回の食事でコオロギをまるまる1匹だけで問題ありません。臨時的に、昆虫エサではなくヨーグルトやハム他にササミなのど肉類などを小さく切って上げる場合には、特にカマキリに与えるエサの量に注意しなくてはいけません。

なぜかと言うと、カマキリが自然界の野生にいた時の習性で食べれる時に食い溜めをするというものがあるためです。厳しい自然界では、カマキリのエサとなる対象の昆虫や生き物にいつどんな場所でありつけられるか分からないので、カマキリは食べられる時にはどんどん食べててしまいます。

人工飼育環境下のカマキリでは、無限に出て来るエサなどの食べすぎが原因となってお腹がパンクして弱ってしまったり、死んでしまったりする事もあるので、カマキリのエサの量を大切に考える必要があります。

個人的な体験談ですが、過去にカマキリにエサを与える度に食べきってしまうので、与える量を誤ってどんどん食べる事でお腹がパンクしてしまい大変な事になりました。

カマキリを飼育するには、世話をする人がカマキリのエサを食べる量を調整して与えすぎないようにしなくてはなりません。また、カマキリが成虫へと成長すると、オスとメスでその捕食の頻度も量も大きく変化していくのも特徴です。

オスのカマキリは成虫へと成長するとあまりエサの量を食べなくなるので少なくてもいいのですが、それとは逆にメスのカマキリは成虫になると赤ちゃんの卵を産む為にも体力をカナリつけないといけないので、栄養のあるエサはたっぷりと十分に与えるべきところであります。

しかし、カマキリのメスは卵を産むために栄養あるエサをたくさん食べさせるのもいいのですが、与えすぎると先述しました通りオスもメスも自然界でエサとなる昆虫などを見つけたら捕食する習性があるのでお腹がパンクしてしまう可能性があります。

メスの成虫カマキリは卵を産むために栄養価のあるエサを多く与える必要がありますが、お腹の状態を確認しながら過度なエサの量を与えすぎずに適量調整していきましょう。

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