カマキリのエサとして、赤ちゃんが捕食する昆虫と与えてはいけない餌があるのをご存知でしょうか。カマキリは虫界におけるハンターですが、赤ちゃんの内は餌となる昆虫に捕食される側です。
それと同時に赤ちゃんカマキリといえども、成虫と同じく攻撃性の高い昆虫なので餌の与え方を間違えると共食いが発生したりします。この記事を読むと、カマキリのエサとして赤ちゃんに与えて良い昆虫とそうでない昆虫を知ることが出来ます。
カマキリのエサで赤ちゃんが捕食する昆虫と調達の仕方
カマキリのエサで赤ちゃんに与えると良いものとしては、かなり小さいサイズの昆虫である「コオロギ」や「アブラムシ」そして「コバエ」などになります。
まず、赤ちゃんカマキリに与える小さいサイズのコオロギの餌ですが、実は楽天市場やYahoo!ショッピングで売られていまして、ヨーロッパイエコオロギで代用することが出来ます。
カマキリのエサとして赤ちゃんに与えると良い他のアブラムシについては、植物を育てている人が要るお宅で見つかることがあり、アブラムシを分けてもらうことでエサとして調達できます。
コバエについては生ゴミに集まる習性がありますので、自宅にエサとなるりんごでも何でもよいのですが果物をつるすと集まります。この時、果物をペットボトルに入れてつるすとペットボトルの中にコバエが集まります。
ペットボトル内に集まったコバエを捕まえないといけないのですが、生きたままだとまず捕まえることが出来ないのでペットボトルの中に入っているエサを取り出すか、ペットボトルのキャップを閉めて太陽光に当てると熱で死にますのでそれらのコバエを赤ちゃんカマキリのエサとして与えるとよいです。
ちなみにペットボトルにキャップをして、キャップに穴を開けて注射器で空気を吸い出すことで真空状態にしてコバエを取り出すという方法もあります。コバエについても実は代用品がありまして、トリニドショウジョウバエなどを与えてあげるとよいです。
トリニドショウジョウバエも楽天市場やYahoo!ショッピングなどで販売されていますので、そちらをカマキリのエサとして赤ちゃんに与えてあげると良いでしょう。
最悪、そういった赤ちゃんカマキリのエサを用意できないのであれば蟻を餌として与えることも出来ますが、サイズが赤ちゃんカマキリよりも多いとカマキリがアリにやられてしまいますので注意が必要です。
カマキリのエサとして赤ちゃんに大きな虫餌を与えてはいけない理由
カマキリのエサとして赤ちゃんに大きな虫餌を与えてはいけない理由は、逆に餌として捕食されてしまうからです。
後、カマキリの赤ちゃんは卵から孵るとたくさん生れ落ちます。その集団がひとつの餌に向けて一斉に行進をしますので、起こりえる問題としてはカマキリの赤ちゃんの共食いが起きます。
カマキリは非常に攻撃性が高い昆虫なので、周囲の同じ卵から孵ったカマキリの赤ちゃんをもエサとします。そのため飼育ケースなどでカマキリの赤ちゃんに餌を与える場合、多くが共食いをしてしまい大きな餌を与えたことによる一つの餌に向かう最中に共食いをします。
そのため、赤ちゃんカマキリに大きなエサをどうしても与える場合には、複数の餌を用意してカマキリの赤ちゃんたちが大きな餌に向かっていく際の行進時に共食いが発生しない様にしないといけません。
ですが、大きなエサを使用した場合、大半の赤ちゃんカマキリがエサとなる大きな昆虫にやられてしまうことも事実ですので効した場合、死んでいる大きなエサを利用して複数用意してあげると共食いも防げるほか、カマキリの赤ちゃんたちが食べられることも防ぐことができます。
どちらかと言うと赤ちゃんカマキリには小さいエサを複数体用意した方が、エサとなる昆虫を追い掛け回す際一つの餌に集まりにくくなり、共食いは起こりにくくなります。
小さな虫エサ、例えばハエやアブラムシを用意してあげたほうが赤ちゃんカマキリの共食いを減らせるのでオススメです。しかし大きなエサをバラバラにしていろいろな場所に設置することで問題を解決することも可能なため、必ずしも大きなエサで飼育をすることが不可能というわけではないです。