カマキリの卵の育て方と取り方や駆除を間違えてしまうと、中にいるカマキリの赤ちゃんが危険になってしまう場合があるのをご存知でしょうか。カマキリの卵はけっこう見受けられますが、それを採取して育てようとなるとちょっとしたコツが必要となってきます。
この記事を読むと、カマキリの卵の育て方と撮り方そして駆除の手順を知ることが出来ます。
カマキリの卵の育て方のコツ
カマキリの卵の育て方のコツについて、ご紹介していきます。実はカマキリの卵は、年間を通して見つけることができます。森や林の中に入っていくと、枯れたくずにカマキリの卵が付いてり、セイタカアワダチソウの茎に付いていることが多いです。
採取の際に、カマキリの卵だけを剥がしてしまう人がいますが、そうではなくカマキリの卵が付いている枝ごと持って帰るようにしましょう。カマキリの卵の育て方のコツとしては、虫かごや枝を用意するのはもちろんのこと、虫よけシートを忘れずに準備することです。
カマキリを飼育していると、どうしても他の虫が寄ってきてしまいます。それを防ぐためにも、虫かごに虫よけシートが必要になるのです。カマキリはアブラムシを餌としますので、アブラムシが付いた枝を小さなカップに入れてカップそのものを虫かごに入れるようにします。
この時、虫かごが日光に直接当たらない場所で風通しの良い明るい場所に置くことが大切です。風通しが悪くジメジメした環境で保管しておくと、カマキリの卵が孵化しても、生きていくには過酷な環境です。
また、アブラムシの付いた枝を入れたカップの中に水を入れることと、湿らせた脱脂綿を忘れないことも必要です。カマキリはアブラムシを食べ、水のよく飲む昆虫です。そのため、できるだけ水分補給を切らさないようにするために常に脱脂綿を湿らせておくという気持ちで、飼育することがコツと言えます。
餌を食べると当然ながらカマキリの糞が出てきます。まだ掃除しなくても大丈夫だろうと、放置しておく人もいますが虫かごを見て少しでも溜まっていたら取り除くことを心掛けるようにしましょう。
カマキリの卵の取り方や駆除すべき場合とは
カマキリの卵の取り方や駆除すべきケースの場合にいて、ご紹介していきます。稀にカマキリの卵が家に産み付けられて、私生活上で困る場合があります。例えば、カマキリの卵が壁に付いていて洗濯物が干せない、ということは日常生活で割とあることです。
しかし、変にカマキリの卵を剥がしてしまうと幼虫がうじゃうじゃと出てきてしまうのではないか、と心配する人も多くいます。そこで、カマキリの卵の中の赤ちゃんが死なないように、優しく取る方法や駆除の仕方について説明していきます。
まず、家の壁についたカマキリの卵の取り方は、金属のヘラを使用してもんじゃをすくうように根元からゆっくりと剥がしていきましょう。この時、カマキリの卵の丸みを帯びている部分を傷つけてしまうと場合によっては赤ちゃんが出てきてしまいますので、気を付ける必要があります。
カマキリの卵は見た目以上にしっかりとカチカチに張り付いているため、少し力が必要かもしれません。上手くカマキリの卵を剥がせたら、ビニール袋などに入れてそのままゴミとして出してしまえば仮に途中で孵化してしまっても袋を破ることはありませんので、問題なく駆除することができます。
人によっては、カマキリの卵をゴミとして捨てるのは、どうしても可哀そうだと感じることもあります。そのような場合は、ノリや接着剤などで森や林のある辺りの枝に採取したカマキリの卵をくっつけておくか、自然がある場所の壁につけるなどをして生かしておくと良いです。
あまり乱暴にカマキリの卵を取り扱うと、中の赤ちゃんが死んでしまいますので、あくまでも丁重に扱うことが大切です。このように、カマキリの卵の取り方が分かっても中々手が出せないという人は、近所の人や家族に頼んではがしてもらうようにしましょう。
その場合、丁寧に取り扱うことをキチンと伝え、どんな生き物でも大切にするという気持ちを共有することが大切です。