ムカデ
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ムカデに刺されたら行う処置の仕方と薬の選び方

ムカデに刺されたら処置の仕方をどうすれば良いか突然の出来事で、ややパニックになったことはないでしょうか。日本で数多くいるムカデは、5月~8月頃に産卵期に入り活動が活発になってきます。

ムカデは夜間などに家屋に侵入するケースも珍しくないために、気付かずに触ってしまいムカデに刺されたら激しい痛みや腫れの症状が出てしまう人も少なく無いのです。

ムカデに刺されたら適切な処置を早急に実施し、効果の期待できる薬を塗ることが大切になります。この記事を読むと、百足に刺されたらどの様な処置や対応が正しいのか、あるいは間違っているかを知ることが出来ます。

ムカデに刺されたら行う処置の仕方

ムカデに刺されたら直ぐに行うべき処置は、「患部を直ぐに温める」ことです。ムカデの毒は熱に弱い特性があり、その毒は43℃~46℃程度で死活すると言われています。

ムカデの毒は体内の奥に入り込んでいるわけではなく、皮膚の表面に広がっているイメージのため、直ぐに43℃~46℃程度のお湯で毒を洗い流すことで痛みを抑えて、腫れや痒みを軽減する効果も期待できるのです。

ムカデに刺されたら行う処置の手順としては、まずシャワーや水道水の温度を43℃以上に設定し、そのままお湯を流している状態で20分以上患部を温めます。

しかしながら、ムカデに刺されてから時間が経過した後に患部を温めることは逆効果になってしまうため、刺された後直ぐに43℃以上のお湯で洗い流すことが大切です。

お湯で患部を洗い流しながら温めるときの注意点としては、ムカデの毒は42℃以下のぬるめのお湯のではちゃんと死活せずに、酵素活性が増加して症状が酷くなってしまうことを頭に入れておく必要があります。

ムカデの毒を死活させるためには、必ず43℃以上のお湯の温度設定でシャワーなどで患部を洗い流します。桶などに溜めたお湯は直ぐに温度が42℃以下に下がってしまうため厳禁です。患部を温めるときには、設定温度を高くしすぎて火傷しないように注意する必要もあります。

また、シャワーなどでムカデの毒を洗い流しているときに、アルカリ性の石鹸で毒を洗い流すとより効果が期待できます。石鹸を使用する場合には弱酸性の石鹸は良くないため、必ずアルカリ性の石鹸であるかを事前に確認して使用することが大切になります。

ムカデに刺されたら選ぶ薬の種類を種類別に解説

続いて、ムカデに刺されたら選ぶ薬の種類を詳しくご紹介していきます。ムカデに刺された状態で放置をしておくと、激しい痛みや腫れ、痒みなどの症状が現れてしまいます。

場合によっては頭痛やめまいなどの酷い症状が発生し、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性がある為、症状が酷いときはすぐ病院を受診した方が安心です。初期対応の処置としてムカデに刺されたら、市販の薬を塗布する方法もあります。

それらの市販の薬を塗る場合には、まずムカデに噛まれた患部を必ず43℃以上のお湯で20分以上洗い流して患部の毒をきちんと洗い流してから塗布することが大切です。その処置を行わずにいきなり市販の薬を塗ってしまうと、ムカデの毒が患部に残っているために、症状が悪化してしまうリスクがあります。

ムカデに刺されたら「抗ヒスタミン剤」「ステロイド剤」が入っているタイプの市販の薬が効果があります。抗ヒスタミン軟膏やステロイド軟膏をムカデに刺された患部の広範囲に塗布します。可能であれば強力なステロイド系の軟膏やクリームの方が効果を期待できます。

ムカデは肢(あし)の先で皮膚に小さな傷をつけて、酵素毒を皮膚に着けています。その為にムカデに刺されると腫れや痛み、痒みなどを伴う症状が現れてしまうのです。

ムカデに刺されて強い痛みや痒みを伴う場合にはヒスタミンやステロイド軟膏の中でも、局所麻酔成分が入っている軟膏やクリームなどを選ぶ方が痛みが治まりやすくなります。

ムカデの毒による炎症は蚊などの他の虫刺されとは比較できないほど強力な痛みや腫れ、痒みなどの症状を引き起こしてしまうために、刺された後は直ぐに43℃以上のお湯で20分以上綺麗に洗い流し、強力なステロイドが含まれている軟膏を塗布することが必要になります。

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