ムカデ駆除を室内でするときの薬剤は、効果的な使い方のコツがあります。ムカデは誰もが絶対に刺されたくない害虫の一種であり、いつどこから室内に侵入してきたのか不思議に思う点も多いですよね。
特に自宅でペットや子供がいる家庭では、出来るだけ安全な方法を用いたムカデ駆除対策をすぐにでも行える様にその対処方法を知りたいと感じる事でしょう。この記事を読むと、ムカデ駆除を室内でするときの薬剤の使い方と退治方法を具体的に知ることが出来ます。
ムカデ駆除を室内で行う薬剤は1種類ではダメな理由
ムカデ駆除を室内で行う薬剤は、基本的に1種類だけでは不十分である理由をご説明していきます。まずムカデ駆除を室内で行う場合には、使用する薬剤は数種類の準備が必要です。
ムカデ駆除を室内する前に、薬剤ごとに効果的な場所というものが存在します。そのため、同じ室内と一言で表してもそれが玄関なのか水回りなのか、それとも狭いジメっとした隙間なのかで使用するムカデ駆除の薬剤が変化してきます。
そのため、ムカデが出てきた場所によっては全くもって効き目がない薬剤しか手元にない場合には、いくら同じ室内であっても効果的な撃退は見込めないため、薬剤は1種類だけを用意するのは不十分となります。
それでは、具体的にムカデ駆除を室内で行うときに活用できる薬剤の種類をご紹介していきましょう。
最も私たちに安全でムカデ除けの効果も期待でき、比較的どこのご家庭にも一つは所有している薬剤の代表例は、蚊取り線香です。蚊取り線香は、あらゆる小さな害虫に効果が認められており、小さな子供や家庭内飼育の犬や猫等ペットにも十分安全配慮されたポピュラーなものです。
2つ目のムカデ駆除を室内で行うときに活用できる薬剤は、アロマテラピー等で用いられ一般的に精油と呼ばれるティツリーオイルやミントオイルなどです。これらの精油と消毒用エタノール等とミックスした簡易スプレーを作ると、簡単にムカデ除けが出来上がります。
これらのムカデ除けミックススプレーは害虫だけでなくネズミ等にも一定の効果を発揮します。ただ揮発しやすいのでこまめなスプレーが必要です。
ムカデは多くの場合害虫の侵入経路としては、湿気や水気の多いお風呂場や洗面所の排水管、キッチンの換気扇やエアコンの水抜きドレン配管等ありとあらゆる外部と通じる小さな隙間をはじめ、玄関や網戸とサッシの隙間等から侵入します。
このムカデの侵入経路と思われる部分にあらかじめ精油と消毒用エタノールを混ぜた簡易スプレーをしておくとムカデが寄り付かなくなります。
ムカデ駆除で室内を守る薬剤の効果的な使い方の3つの手順
続いて、ムカデ駆除で室内を守る薬剤の効果的な使い方の手順をご説明していきます。まず1つ目の手順は、ムカデの室内浸入における最も外枠のガードが必要であるため、家の周囲にバラ撒きタイプの駆除剤やムカデ除けのスプレー（精油やエッセンシャルオイルなどの混合スプレーでも可）を定期的に振りまきます。
このとき、見落としがちな隙間等のムカデの侵入経路を清掃し、清潔を保ち考えられる隙間や侵入経路を用途に応じ徹底的に塞ぐことが大切です。そして、エアコンの水抜きドレンには排水溝用の目の細かいネットを被せます。
2つ目のムカデ駆除で室内を守る薬剤の効果的な使い方の手順として、家の中に粘着トラップを設置することが大切です。ムカデはジメっとした薄暗い隙間を好むため、室内のやや暗い湿気のありそうな隙間に粘着トラップを配置するとムカデ駆除に効果的です。
3つ目のムカデ駆除で室内を守る薬剤の効果的な使い方の手順として、蚊取り線香と「くん煙タイプ」のバルサンを活用することが大切です。先述してきました蚊取り線香ですが、これは直接的なムカデの駆除というよりかはムカデを近寄らせなくするという効果があります。
そのため、蚊取り線香は室内の窓際や玄関など外に近い場所に配置することによって、ムカデの侵入を少しでも妨げる活用方法となります。そして、万が一、室内にムカデの侵入が確認できた場合には、「くん煙タイプ」のバルサンで隠れてしまったムカデに対しても駆除ができます。
この他にも突如ムカデが現れた場合に備え、瞬間冷却スプレーを常備しておくのが得策です。ムカデなどの昆虫は瞬間的に体温が低下すると、動くことが不可能になるため、素早いムカデの動きを止めることが可能です。
