ヤゴ
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ヤゴの飼い方で水槽を準備するときの注意点

ヤゴ飼い方で、水槽を準備するときにはある注意点が必要なのをご存知でしょうか。夏の終わりから秋の時期になると、農耕地域周辺で4枚の羽根を羽ばたかせて飛んでいる大きい昆虫を見かけます。その昆虫というのはトンボであり、秋の風物詩として長年親しまれています。

そのトンボは春の時期に産卵するのですが、産卵して羽化した時に生まれるのがヤゴです。夏前になると川や学校のプールに行けば簡単に見つかるので、ヤゴの観察日記や自由研究の題名にもってこいの生き物になります。

ただ実際に自宅でヤゴを飼うとなると、根本的に飼い方が分からない人も多いです。この記事を読むと、ヤゴの飼い方と水槽を準備するときの注意点が詳しく分かり、成虫のとんぼへと成長させるコツを理解することができます。

ヤゴの飼い方で水槽の大きさの選び方の具体例

ヤゴを飼い方で重要な水槽の大きさの選び方は、実際に飼う時の数量によって決めるとよいです。その理由としては、ヤゴはとても縄張り意識が強いだけでなく同じ卵から生まれた兄弟であっても攻撃して共食いをすることもあるからです。

そのため水槽の大きさの基準としては、1匹から3匹程度のヤゴの飼育であれば金魚用の中でも最も小さい30cmを目安に購入すると良いです。そして、5匹以上のヤゴを飼育するとなると30から60cmではヤゴ同士の共食いリスクを高めてしまうため、必ず60から90cm規格の水槽を選べば安全といえます。

ヤゴの飼い方に適した水槽の大きさが分かったところで、次に水槽の材質も重要な点です。実際にヤゴを飼う時には、必ず水槽の表面を触ってみて少しでも引っかかるような感触がするのであればその水槽を避ける必要があります。

ヤゴの足は餌を取る役割だけでなく、流れのある川の中でも生きていけるようにカマキリのように返しがついているのです。ヤゴの足にその返しがあることによって流れのある所でも動けるのですが、これは羽化するときにも重要な役割があります。

それはヤゴが餌を食べて成長し脱皮を繰り返して、最終的に羽化の時期が来た時に丈夫な水草や木の枝を見つけるとその返しを使って登るからです。これはヤゴが羽化するときに、成虫になった時にすぐに体を乾かすために地上に登るために行う行為になります。

もし家の中でヤゴを飼う時に、この羽化の段階までたどり着いたことに気付かないと水槽がザラザラしていたらその表面に足を引っかけて登ってしまうのです。ヤゴが登った先に羽化に適した場所がなかったり障害物があると、その地点で最終脱皮できる姿勢が取れず死んでしまいます。

そのためヤゴを飼うための水槽の大きさもそうですが、材質は必ず触ってみて表面がザラザラではなくサラサラした感触の水槽を選ぶのが重要です。

ヤゴの飼い方で水槽の中に入れる物と入れるとダメな物の注意点

ヤゴの飼い方で、重要なヤゴの数に合わせた大きさと表面がサラサラした材質の水槽を用意できたら、今度は中身に羽化するまでの間で過ごしやすいようにアイテムを入れてあげると良いです。

絶対に水槽の中へ入れてほしいものとして挙げるのが、水槽の高さを超えないギリギリの長さのさらさらした木の枝(棒)が必要になります。木の枝の表面がさらさらしている物を選ぶのはヤゴの脱走を防ぐためですが、このままでは羽化をするにも体を預けられる場所がないため死んでしまいます。

それを防ぐためにも水槽の高さを超えないぎりぎりの長さの枝を設置することによって、ヤゴの羽化の準備ができた時にその木の枝を利用してもらうことで手助けしてあげられるのです。

逆にヤゴの飼い方で水槽の中へ入れるとダメな物の注意点としては、水の中で生息する生き物のために空気を入れるエアレーションです。ヤゴと一口にいっても、池やプールといった流れの無い水の中で生きる種類と流れる川の中で過ごす種類に分類されるのです。

池やプールなど止まっている水辺で生息するヤゴの種類は、尻尾の部分に小さな針のような器官があってそこから空気を取り込みます。もし、流れの無い水辺に生息するヤゴの種類にエアレーションを付けてしまうと、その空気の振動で水面に上がることができなくなるので窒息してしまう場合があります。

流れている川の中で過ごすヤゴの種類は、水が流れる過程で一緒に酸素も溶け込むのでそれを吸引しています。しかし、一般的にヤゴを捕まえて飼育する種類は流れの無い水辺に居る種類のヤゴが多いのでエアーポンプなども不要です。

逆に、川などのように流れの急な環境にいるヤゴを飼う場合には、水槽の水の中で飼うとどんどん水の中の酸素量を消費して足りなくなってしまうため、エアレーションが必要になります。

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