カブトムシ
記事内に一部プロモーションを含みます。

カブトムシ幼虫おすすめのマット量と固さや深さの目安

カブトムシ幼虫に必要なマットと固さや深さの目安がわからなくて、飼育環境の整え方に困った経験はないでしょうか。カブトムシの幼虫は育てる期間が1年弱と長く、その間は土マットの中で生活をしています。

この土マットの存在は餌となるほか、将来的に蛹室をつくるのにカブトムシの幼虫にとって大切になります。土マットの状態が悪いと十分にカブトムシの幼虫が生育することができないことがあります。

この記事を読むと、カブトムシ幼虫にとってどれくらいの飼育マット量を使用したらよいのか、蛹をきちんと土の中に作るにはどのくらいの固さや深さが必要になるのかを具体的に知る事ができます。

カブトムシ幼虫おすすめのマットの量の目安

カブトムシ幼虫が住みやすい、おすすめのマット量の目安について解説していきます。カブトムシの幼虫にとって必要なものの一つに土マットがあります。野生のものは、木くずや腐葉土が豊富な場所に多く生息しており、腐葉土などを食べて生活をしています。

飼育されているカブトムシの幼虫には、自然界で採集する土よりもしっかりと適度に配合された土マットを用意する方が良いです。カブトムシの幼虫におすすめのマットの量は、その幼虫の数にもよります。

カブトムシの幼虫が2匹から3匹であれば、土マットの量の目安として1.5Lから2Lほどの量が必要になります。意外と土マットの量が必要となる理由は、カブトムシの幼虫がフンをした場合それらの糞を取り除くと量が少なくなってしまうためです。

また、カブトムシの幼虫の飼育環境下にコバエなどが発生した場合は土マットをケースの外に取り除く必要があり、新たな土マットと取り換えるといったことも影響しています。予備の土マットとして多く必要なことがありますが、必要な時に必要な分のカブトムシの幼虫の土マットを用意する方が無難です。

カブトムシの幼虫を飼育する上で土マットの量を入れる目安は、どちらかと言えば少ないよりかは多い方が良く、多い方が自由に動き回ることができ、カブトムシにとっても住みやすい環境になります。

カブトムシの幼虫を飼育する場合、飼育かごを使って育てることが多いです。カブトムシの幼虫の数にもよりますが、だいたいの飼育かごケースは20cm四方のことが多く、この場合上から5cmのところぐらいまで土マットを入れると良いでしょう。

カブトムシの幼虫は土マットを新しくすればするほど、食欲が増し、どんどん大きくなっていきます。その分カブトムシの幼虫がフンをする回数も増え交換する頻度も増しますが、食べたほうが成虫も立派になるので、土は十分に与えるようにしてください。

土マットの交換を適度にする必要があって忙しくなりますが、土マットは買ってきたものをそのまま使うのではなくきちんとガス抜きをしてから使用するのを忘れないようにします。

カブトムシ幼虫のマットの固さと深さの目安

続いて、カブトムシ幼虫が過ごしやすい土マットの固さと深さの目安について解説していきます。カブトムシの幼虫のための土は一般的な腐葉土でも大丈夫なのですが、腐葉土は土の状態が荒く、幼虫が食べたり生活をしたりするには少し環境が悪い傾向があります。

そのため、カブトムシの幼虫が住みやすくするには、ふるいにかけて腐葉土を細かくする必要があります。こういった手間のかかる作業を省きたい場合には、市販されているカブトムシの幼虫専用の飼育マットを利用しますが、購入時は乾燥しており、とても軽いです。

カブトムシの幼虫を育てるための土マットは、開封時のままでは水分が十分に無いため幼虫がエサとして食べることも快適に住むことでもできません。ですので、土マットをカブトムシの幼虫が好む適度な固さに調整していく必要があります。

おすすめの土マットの固さは、土を握った時に手の跡がつくぐらいです。ぎゅっと土マットを握ってみてぽろぽろと崩れるようであれば、水分の量が少ないです。そっと握ってみて土マットから水分がポトポトと出てしまう場合も柔らかすぎになります。

土マットの水分が少ない場合は少しずつ水を足すようにして、多い場合は土マットを足してふわっとしたカブトムシの幼虫が好む土の状態にします。土マットの深さの目安としては、その深さを土マット面から15cmほどにすると良いです。

だいたい飼育かごケースの上部から5cmほど下がった部分まで、土マットを入れると覚えておくと楽です。土マットに十分な深さがないと、カブトムシの幼虫が蛹になる前に土の上に幼虫がはい出してきて、そのまま動かなくなることや土マットの中ではなく土の上で蛹になってしまうこともあります。

土マットの深さが足りなくてカブトムシの幼虫が快適に過ごせていない環境になってしまうと、幼虫が十分に生育できずにサナギ化を妨げてしまう原因となる場合もあるので、必ず多めに土マットを入れるようにしてください。

【しつこい衛生害虫退治は専門家へ♪】