カブトムシ
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カブトムシの幼虫が動かない時や黒くなった場合について

カブトムシ幼虫動かない時や、黒くなった時などは何が起こっているのか理解しにくいという事はないでしょうか。自分で昆虫を育てるのは貴重な体験であり、素晴らしい情操教育にもなります。

カブトムシは昆虫の中でも特に人気があり、幼虫から育てようとする人が多いです。立派な角のある成虫のカブトムシまで育てあげると、その努力の達成感に包まれて感動することになるでしょう。

しかし、その感動を味わう前に予期せぬトラブルに見舞われることも珍しくありません。たとえば、カブトムシの幼虫の体が黒くなったり動かない状態になったりすることもあるのです。この記事を読むと、カブトムシの幼虫が動かない時や黒くなった場合の原因や理由を詳しく理解できるようになります。

カブトムシの幼虫が動かない時の原因や理由

カブトムシの幼虫が動かない時には、3つの原因が考えられます。1つ目のカブトムシの幼虫が動かない時の原因は、蛹に成長している途中あるいはその前兆であるパターンです。

カブトムシの幼虫は、成虫になるためには必ず蛹になる必要があります。その時期が近づくにつれて、カブトムシの幼虫が準備を始めるので注意深く観察していれば把握が可能です。具体的には、カブトムシの幼虫は自身が蛹になるために必要な空間を作ります。

したがって、いつもより激しく動いた後にピタっとカブトムシの幼虫が動かなくなった場合は、蛹になるために動かないという可能性が高いです。すなわち、これらのような過程でカブトムシの幼虫が動かない時は順調に育っており、基本的にそれほど心配する必要はありません。

2つ目のカブトムシの幼虫が動かない時の原因は、冬眠しているパターンであり、こちらも適切に対処すれば命に別状はないです。冬眠というと、多くの昆虫が土の中で行うイメージを持っている人も多いでしょう。

たしかに土の中でカブトムシの幼虫が冬眠する場合も多いですが、個体差があって土の上で行う場合もあるのです。カブトムシの幼虫が土の上で動かなくなっていたら、死んでいるような気がして驚くかもしれません。

カブトムシの幼虫が冬眠中ならば、気温調節で20度を下回らないところで飼うのが望ましいですが、気候の急激な変化などによりそれ以下になってしまうことがあります。暑い日に冷暗所に置いて、そのまま放置してしまう人もいるので注意が必要です。

いずれにせよ温度が下がりすぎると、カブトムシの幼虫は活動を停止して冬眠を始めます。暖かい場所に移動させると、次第に活動を再開させることが多いです。3つ目のカブトムシの幼虫が動かない時の原因は死んでしまったパターンであり、さまざまな下記の要因がそのような事態を引き起こします。

カブトムシの幼虫が黒くなった時の原因や理由

カブトムシの幼虫が黒くなったら、死んでいるか死にかけの可能性があります。すでに腐敗が始まっているかもしれません。そうなる代表的な理由として、カブトムシの幼虫の飼育の環境が悪いことが挙げられます。

そう言われると、一生懸命カブトムシの幼虫を飼育していたのに信じられないという人もいるでしょう。例えば、カブトムシの幼虫を飼育しているケース内の腐葉土と糞を区別できていなかった可能性があります。

カブトムシの幼虫は腐葉土をエサとして成長しますが、その過程で大量の糞をするのが一般的です。それらのフンをしっかりと土マットから取り除いてあげないと、カブトムシの幼虫が暮らしにくい環境になってしまいます。とはいえ、慣れてない人が腐葉土とカブトムシの幼虫の糞を区別するのは簡単ではありません。

餌となる土とフンの色が似ているので、大量のカブトムシの幼虫の糞を放置してしまうことはよくある話です。小型のケースでその状態が続くと、カブトムシの幼虫にとっては深刻なダメージを受けてしまう恐れがあります。

また、土マットに水を与えすぎることも、カブトムシの幼虫が黒くなってしまう理由の一つです。もちろん、カブトムシの幼虫もカラカラに乾燥した土マットの環境では、生きていけません。そのため、カブトムシの幼虫を飼育するうえで、適度に土マットを湿らせておくことは重要です。

ところがカブトムシ飼育が初心者の場合は、土マットの水分のさじ加減が分からずに与えすぎてしまうことがあります。カブトムシの幼虫は、水分が多すぎる環境も苦手なので注意しなければなりません。

簡単に解説していくと、水分量の多い場合には土マットの中でカブトムシの幼虫が溺死してしまう危険性があります。土マットの水分量は、きつく握っても固まらないぐらいの湿り具合に留めておきましょう。土マットが明らかに濡れているような状態は、絶対に避けてください。

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