クマバチ
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クマバチのかわいいモフモフ成虫の捕まえ方

クマバチかわいいモフモフ成虫は、昆虫好きにとってとても魅力的であり観察したいものです。一般的にハチと言うと、毒針で刺して来る危険な昆虫で集団のイメージが強く、襲われると命を落とすリスクもあります。

特にスズメバチは時期によって非常に凶暴で巣の近くを通りがかっただけでも、容赦なく毒針で刺して来る事があるので注意が必要です。そんな中、クマバチはススメバチの様に攻撃性や刺された際の毒性も高いものではありません。何よりずんぐりとした体形で非常にかわいいため、その姿を眺めるだけでも癒されます。

ただし、クマバチも蜂なので、毒針で刺されるリスクはあるので注意が必要です。この記事を読むと、毒針で刺されるリスクを回避しつつクマバチのかわいいモフモフした成虫を捕まえる方法を知る事が出来ます。

クマバチのかわいいモフモフ成虫がいる場所

クマバチのかわいいモフモフ成虫を捕まえるには、どういった場所に生息しているのかを知る必要があります。それ以前にクマバチがどういった種類の蜂であるかを知らない人は、その身体的な特徴を把握しておくべきです。

気になるクマバチの身体的な生態特徴ですが、一般的にハチと言うと身体に黒と黄色の線が交互にあるイメージを持っている人が多かったりします。ところが熊蜂は同じく黒色と黄色で構成されていますが、黄色い部分は胸の辺りに集中しているのです。

しかも、クマバチはかわいいフワフラとした黄色い毛が密集しているために、まるで洋服を纏っている様な独特な姿をしています。もっともクマバチの体長は成虫となると2cm以上の大きさになるため、比較的大きなハチです。

ところがクマバチの胸から背中にかけての毛がモフモフかわいい事もあり、全体的にみるとずんぐりした体形に見えてしまいます。そのモフモフのお陰でクマバチは大きい割に見た目に威圧感がないところが、かわいいと感じてしまう人が多いです。

ただしクマバチの羽音がそれなりにするので、いきなり近くに出現すると身体の大きさもあって恐怖を感じる人も少なくなかったりします。ハチに遭遇した際のリスクは、やはり刺されてしまう恐れがある点が大きいです。

クマバチが比較的攻撃的ではないと言えど刺される危険性やリスクはありますが、他のハチと同じくクマバチも毒針を持っているのはメスだけだったりします。なので、オスの熊蜂であれば刺されるリスクは全く無いので、安全なかたちでクマバチのかわいいモフモフ成虫を捕まえる事が可能です。

そんなクマバチは、春の終わり頃から活発に活動を開始しています。都会であってもクマバチは蜜や花粉を求めてニセアカシアの花やフジの花を探し訪れる事が多いです。その様に平地から山林の中まで、花がある場所でクマバチを発見出来る事が多かったりします。

クマバチの生息分布として、北は北海道から南は九州まで、国内では幅広く生息しているのも熊蜂の特徴的です。だからこそ、クマバチのかわいいモフモフ成虫を捕まえたい人は、フジの花やニセアカシアといった花にオスのクマバチがやって来るタイミングこそが狙い目だったりします。

また、オスのクマバチはずんぐりした体形で羽音を立てながらホバリングを行うので、特徴さえ分かっていれば見付け出すこと自体はそう難しくないです。そんなかわいいクマバチが積極的に活動するのは、春の終わり頃から秋の中頃までの季節だったりします。

活動期間を終えたクマバチの成虫は、越冬した上で翌年に繁殖活動に参加すると見られているのです。ただし、クマバチの寿命は約1年程であるため、長生きする事は期待出来ません。

クマバチのかわいいモフモフ成虫の捕まえ方の注意点

クマバチはかわいいモフモフ成虫がコレクターや昆虫好きにとって、とても魅力的なものとなっています。そのため、かわいいクマバチを捕まえてみたいと考える人は、少なくないです。

ですがクマバチに対する生態知識もなく、ただ見た目がモフモフしてかわいいからと言ってといあえず試しに捕まえてみるという方法は危険なので、注意する必要があります。確かにオスのクマバチは毒針を持たないため、捕まる際に刺されるというリスクはなく安全です。

ところがメスのクマバチの方は毒針を持っているので、下手に手出しすると刺されてしまいます。もっともクマバチのメスは、一般的なハチよりも毒性が弱いので刺されたとしても危険はそれ程高くはないです。クマバチの毒性自体は弱いのですが毒針自体は太めであるため、痛みはそれなりに強かったりします。

更にハチに刺されると、アナフィラキシーショックを起こす恐れがあるので注意が必要です。アナフィラキシーショックは毒性が弱いハチに刺されても、アレルギー反応により起こってしまいます。この症状を起こしてしまうと、命に関わる様な深刻な状態になるので起こさない様に注意すべきです。

だからこそクマバチの毒性が弱いからと言って、油断しない事がとても大事だったりします。なのでクマバチを観察のために捕まえる際には、慎重を期してオスだけを狙う様にする事がおすすめです。安全を考慮するとオスとメスをきちんと見分けた上で、クマバチを捕まえる必要があります。

なお空中で動いているクマバチの、オスとメスを正確に見分けるのは容易ではないです。ただしクマバチのオスとメスでは、顔に大きな違いがあるので見分ける事自体は可能だったりします。オスのクマバチの場合は目と目の間に、黄色がかった白い三角の鼻の様に見える物が付いているのです。

ところがメスのクマバチの方には、目と目の間にそういった黄色い三角の物が付いてはいません。そのため顔の中央を確認すれば、クマバチのオスかメスかを簡単に見分ける事が可能です。他にも顔の特徴として、オスのクマバチは複眼が大きく、額が狭くなっています。

逆にメスのクマバチの方、は複眼が細長い形状であるため、逆に額が広くなっているのです。この様に顔を確認してみると、意外にオスとメスを見分ける事が出来ます。空中でブンブン飛行しながら動き回っているクマバチの顔を、しっかり確認するというのはそう簡単ではないです。

オスかメスかを見極めようとするあまり、クマバチに顔を近付け過ぎた挙げ句に相手がメスのクマバチだった場合は、刺されてしまうリスクがあります。見た目がかわいいからと言って安易に捕まえようとするのは、おすすめ出来ません。特にオスとメスが見分け難い場合は、下手に手出しせずに目で見て楽しむ様にすべきです。
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