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クマンバチはメスが刺すのか?刺されたら直ぐに行う対処法!

クマンバチはなぜメスが刺すのか、そして刺されたら行う対処法を詳しく分からないといった方はいないでしょうか。クマンバチが活発になる温かくなり始めた季節などは、どうしても蜂によるトラブルが必然的に起こりやすくなります。万が一にも外出先でクマンバチに刺されたら、適切な対処法はどのようなものかわからないという方は少なくありません。

この記事を読むと、クマンバチのメスが何故人を刺すのかといった理由や、刺されたら行うべき適切な対処法を把握することが理解できるようになるので、安心してアウトドアやレジャー系のお出かけも行うことが出来るようになり、危険の対処も学ぶことが可能にになります。

クマンバチは何故メスが刺すのか?

クマンバチは、なぜメスだけが刺すのかという疑問を持つ方もいるかと思います。一般的に蜂というと、スズメバチなどの攻撃性が高い危険な昆虫をイメージするという方は多いですが、日本国内に今現在生存している蜂は温厚なタイプから危険なタイプまで様々な種類があり、適切な対処をすれば特に危険はないといわれています。

特にクマンバチは、オスとメスによってその危険度が異なります。まず、クマンバチは暖かくなる時期の春終盤頃に活発的になる昆虫であり、肉食昆虫ではなくニセアカシアの花やフジの花などを好んで花粉とその花の蜜を食する特徴を持っています。

フジの花は、クマンバチと共生するための構造進化がされており、クマンバチに自分の花粉を運んでくれやすくなるように適応してクマバチとフジの花とは非常に密接な関係だといわれているのです。

また、クマンバチは上空の定位置でホバリングして、何かを発見するといきなり急接近して猛スピードで迫ってくる特徴がありますが、これはオスのクマンバチによくある動きとなり、自身の縄張りに入ってくる何かがメスかどうかを確認している状態となります。

クマンバチのオスは、メス以外のオスクマンバチや他の昆虫もしくは鳥や人間などが自分の縄張りに入ってくると、急接近して猛スピードで向かって行きます。しかし、クマンバチオスはそもそも毒針を持っていないので人間を刺す心配はなく、危険度としてはまったくもって無害ということがわかっています。

クマンバチのオスは攻撃性も危険性がないのですが、メスのクマンバチの場合は毒針を持っているので不用意に近づいてしまったり、刺激を与えてしまうと刺されてしまう恐れがあるので注意が必要となります。

クマンバチは他の蜂に比べても体が大きくイカつい見た目で、大きな羽音を立てて低空飛行をする特徴を持っているため、近くに急接近しながら飛んでいると危険に感じてしまう方は非常に多いです。

しかし、クマンバチはハナバチに属するとても温厚で優しい性格特性を持っており、万が一クマンバチに人が近くにいたとしても人間から悪さやイタズラをしない限り攻撃することはめったとありません。

クマンバチの危険性はこちら側から手を出さない限りそこまで高くないので、ハチの観察を行っている方などは、クマンバチのようなハナバチの種類を観察することは多いです。ただ、どんなに温厚な性格のクマンバチであっても、不要に触ってしまったり巣に近づいてしまうと、メスのクマバチは人間を刺す可能性は少なくありません。

また、クマンバチは体格が大きい昆虫なので、メスが持つ毒針も大きく刺されると痛みを強く感じてしまう恐れがあることから、クマンバチを観察をする場合も巣には近づかないようにして遠くから離れて観察を行うようにしましょう。

事前にクマンバチの生態をきちんと把握しておけば、オスを中心に観察をしてもまず問題は起こらないといわれています。必ずどのような際に、メスのクマンバチが刺すのか情報をしっかり知っておくことが安全に観察するためにも必要です。

クマンバチに刺されたら行う対処法

クマンバチに刺されたら、行うべき対処法というものがあります。クマンバチはスズメバチなどの種類に比べて、体格が大きいため危険に感じてしまいがちですが、非常に温厚な性格をしているのでむやみに刺激を与えなければ特に問題はないといわれています。

クマンバチのオスは毒針を持ちませんが、メスの場合には毒針を持っており巣の近くに来たり、クマンバチのメスが花粉を集めている時に刺激を与えてしまうと刺されてしまう可能性があります。

万が一にもクマンバチに刺されてしまったのなら、焦らずにしっかりとした適切な対処を行うことでその被害を最小限に抑えることが出来るので、落ち着いて行動をするようにしましょう。クマンバチに刺されたら、まず応急処置として症状の確認をするようにします。

特に屋外でいつのまにか不意にクマンバチから刺されてしまったという場合には、毒針が刺さったままになっているので、痛みを感じたときには腫れてしまったという症状が出ている可能性があります。クマンバチに刺されて時間が経っていないのであれば、ピンセットを利用して丁寧にクマンバチの毒針を抜きます。

スズメバチから不意に刺されてしまった場合には、全身の蕁麻疹や呼吸困難、意識障害と行ったアレルギーによる全身症状などが起こる可能性がありますが、クマンバチに刺された場合には、そこまで危険な状態にはならない場合が多いです。

しかし、クマンバチの毒性が低いといえども局所症状として腫れや痛みを感じる可能性があるので、適切に応急処置を行っていきましょう。基本的に肌に毒針が残るのは蜜蜂のみといわれていますが、クマンバチの場合も毒針が残る可能性はあるので屋外に長時間いる場合に備えて、ピンセットは持ち歩くことが大切となります。

クマンバチに刺された部分がわかるなら、赤く腫れている部分から毒を絞り出すようにしてから流水で洗い流していきます。蜂の毒はタンパク質で出来ている特徴を持っているため、水溶性で大量の水で流すことでしっかり洗い流すことが可能になります。

間違った対処法として口で毒を吸い出す人がいますが、ハチの毒は水に溶けやすいため口内で唾液に溶けて口のしびれなどを発生させてしまう可能性があります。毒を吸い出したい場合には、ポイズンリムーバーを使用してください。ある程度毒を洗い流すことが出来れば、後は抗ヒスタミンが配合されている虫刺され用の薬を塗ります。

抗ヒスタミンはアトピーや蕁麻疹の症状を緩和させたり、かゆみを抑える効果が期待できる有効成分なので、腫れて痒みが出ている時点で使用することが出来ます。以上が、クマンバチはどうしてメスが刺すのかという理由と、刺されたら行うべき対処法の説明でした。
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