アシダカグモ
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アシダカグモの卵のうには何匹の幼体がいるのか

アシダカグモ卵のうは、何匹幼体がいるのか疑問に感じることはないでしょうか。アシダカグモは、主に家の中に出現するクモの一種です。そのアシダカグモの衝撃的な大きさや見た目にびっくりしたり、恐怖を感じる人は少なくないでしょう。

ですが実はアシダカグモは、人間に対して攻撃性も極めて低く、家の中の害虫を食べてくれる良い存在でもあります。私たちにとって縁の下の力持ち的な存在のアシタガグモですが、産卵時には一体どれくらいの赤ちゃんが生まれるのか気になります。

この記事を読むと、アシダカグモの生息や生体だけでなく卵のうには一体何匹くらいの幼体がいるのか詳しく知る事ができます。

アシダカグモの卵のうとは

アシダカグモは、年に2回卵を産みます。前述した通り、この種類のクモは基本的に巣を作りません。そこで活躍するのが「卵のう」です。アシダカグモの卵のうとは、これはいわば卵を入れて守るクッションのようなものです。

アシダカグモは、産卵後にお腹から糸を出し複数ある卵をまとめてぐるぐる巻きにし円盤状の卵のうを作ります。卵を抱えて活動するために、アシダカグモが卵のう(卵嚢)を作ることで持ち運びに便利な形にします。

そして、アシダカグモのメスが口で卵のう咥えて移動します。アシダカグモの卵は、約1か月程度で孵化しますがその間ずっと母グモはその卵を抱えたまま基本的には何も食べずに過ごします。天敵などが来ても卵を持ち運べることですぐに逃げられるのがメリットですね。

ですが、アシダカグモが卵のうを作るのに失敗したり卵が無精卵だった場合にはなんと自ら卵を食べてしまうこともあります。アシダカグモは、献身的な子育てをするようですが生まれないと分かったら容赦ない一面もありますね。

アシダカグモに限らず、どの種類のクモも卵のうを作ることで幼体を守ります。クモには網を張って縄張りを作る「造網性」のものと網を張らずに動き回る「徘徊性」のものがいますが、網を張るクモは卵を網に吊るすことで孵化するまで守ります。

卵のうを木の幹などに直接貼り付けるクモもいます。また、卵のうの形もクモの種類によって壺型や丸い形状など様々ですが、アシダカグモは徘徊性のクモなので、持ち運びに便利な円盤状の形をしているのでしょう。

アシダカグモの卵のうから何匹の幼体が生まれるのか

アシダカグモの卵のうからは何匹の幼体が生まれると思いますでしょうか。どの種類にクモも基本的に1度に非常にたくさんの卵を産みます。アシダカグモは1度の産卵でおおよそ300匹分の卵を産みます。

卵が孵化するまで1か月程度、親クモは卵のうを抱えて守りますが孵化する直前には大事に抱えていた卵のうを壁などに貼り付けて孵化するまで近くで待機し見守ります。その後、卵が孵化すると約3mmくらいの子クモが一斉に誕生します。

アシダカグモの幼体は他のクモに比べて比較的大きいようです。全ての卵が孵化し終わると卵のうは食べてしまいます。1度にこれだけたくさんの子クモが誕生しますが、実際に生まれた場所に留まるのはごくわずかです。

そのほとんどが一気に散らばった後、風に飛ばされて違う場所に向かったり、捕食されてしまうのです。なのでアシダカグモの幼体が300匹も生まれても、実際に生き残るのはごくわずかでしょう。

アシダカグモの幼体は1年ほどで脱皮を繰り返しながら成体サイズに成長します。わずか1年程度で3mmくらいの個体がCD並みの大きさになるなんてにわかに信じがたいですね。

アシダカグモは徘徊性のクモなのでずっと同じ家に住み着くわけでもなく、家の中に潜むゴキブリやハエなどの害虫をあらかた食べ尽くしてしまうと新たな獲物を求めて別の家に移動していきます。なので気が付かないうちにいなくなっていることもよくあります。

逆にいつまでもゴキブリがいるような家は、アシダカグモが常に自宅にいることもあるようです。アシダカグモは1年を通して生息しますが、特にゴキブリの繁殖しやすい暖かい時期は動きが活発になります。無事にアシダカグモが成体になるとオスで3~5年、メスは5~7年も生きます。

クモは平均的に1年くらいの寿命のものが多いので、それに比べるとアシダカグモはとても長生きですね。その間にメスのアシダカグモは夏になると2回にわたり産卵をします。もちろん、産卵自体も成功しないで終わってしまうこともあるようです。

1度にたくさんの卵が生まれますが、長く生き残るクモはそのうちごくわずかです。だからこそ1度にたくさんの数の幼体を産卵するのでしょう。また、アシダカグモが卵のうを常に持ち運ぶスタイルをとることで、卵の孵化自体の確率も高めているのかもしれません。
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