スズメバチ
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スズメバチトラップを仕掛ける時期と効果について

スズメバチトラップを仕掛けるにあたって、時期効果最大限になるコツをご存知でしょうか。温かい季節になってくると多くの人が毎年悩まされているスズメバチですが、自分でトラップを作って仕掛けることで簡単かつ安全に駆除することができます。

ただし、やみくもにスズメバチトラップを設置すれば良いと言うわけではありません。せっかく作ってスズメバチトラップを設置したのに、思うように捕獲できないと困ります。

この記事を読むと、スズメバチトラップを仕掛けるにあたって効果的な設置方法がわかるようになり、いつぐらいの時期に仕掛けた方が良いのかを理解できるようになります。

スズメバチトラップを仕掛ける時期

スズメバチトラップを仕掛ける際に最も重要なポイントが設置時期です。やや暖かくなってススメバチをよく見かけるから、そろそろ駆除しようと思うかもしれません。いつのタイミングでススメバチトラップを仕掛けるのかによっては、かえって危険になることもあるので十分気を付けて判断しなくてはなりません。

ではまず、どのような目的でスズメバチトラップを設置するのかを考えます。スズメバチトラップは、あくまでも女王バチを捕獲するために作って設置するものであって、ススメバチの働きバチを捕獲する目的ではありません。

しかも、スズメバチの働きバチだけを捕獲しても女王バチが卵を産んでしまうため、可能ならば女王バチを捕獲したいものです。3月上旬ころから4月中旬くらいになると、冬眠から目覚めた女王バチが巣から飛来してきます。

だから、この時期にスズメバチトラップを設置するととても効果が期待できます。そうすれば、自分の家の周りに巣を作らせることを防ぐことができるでしょう。6月以降になると、スズメバチの働きバチしか飛来しなくなってしまいます。

そうすると、最も捕獲したいスズメバチの女王バチを捕獲できなくなるので6月以降は、数多くのトラップの設置を避けてどうしても仕掛けたい場合は蜂が多くいるポイントに絞りましょう。

しかし、女王バチが飛んでこない時期の場合、スズメバチトラップを多く仕掛けると、かえって働きバチが大量に飛来してしまうかもしれません。この時期に大量のスズメバチトラップを設置してしまうとかえって、スズメバチがたくさん近付いてくる恐れがあるので危険になることがあります。

スズメバチの行動パターンを知っていれば、いつの時期に仕掛けることが一番効果的なのかがわかります。女王バチがたくさんの卵を産みますから、これを捕獲することが最も重要です。スズメバチの働きバチも確かに危険ですし、自宅の周辺を飛び回られると困ります。

春にスズメバチトラップを設置したけれど、思うようにスズメバチを捕獲できない場合はもう一度設置しましょう。6月以降はしばらくスズメバチトラップを使わない方が良いですが、8月下旬ごろにもう一度設置してみてください。

つまり、6月から8月下旬以外は、スズメバチトラップを設置しても構わないと言うことです。女王バチが飛来しない時期だけは、ススメバチトラップの設置を控えめにしてください。これさえ覚えておけばきっとうまくススメバチを捕獲できるはずです。

実は、スズメバチは女王バチだけが越冬します。春になると、どんどん卵を産むのでその前に駆除しておきたいでしょう。だから、最も適した時期が春先と言うことです。以前からスズメバチを自宅周辺で見かけたことがあるのならば、春先になったらすぐにトラップを仕掛けてみてください。そうすれば、きっと思うような効果が出るはずです。

・スズメバチトラップに適したペットボトルの形状例
・スズメバチトラップに不適なペットボトルの形状例

スズメバチトラップの効果が期待できるシーン

スズメバチトラップを仕掛けるにあたって、どのようなシーンが最も効果的なのでしょうか。いつどんな時期にススメバチトラップを設置するのかによって、女王バチが捕獲できるかどうかが別れます。

最も捕獲しなくてはならないのが女王バチですから、より引っかかりやすい時期にススメバチトラップを設置する必要があります。そして、どこにススメバチトラップを設置するのかも大きなポイントです。スズメバチは、日差しの強い場所を飛来することはほとんど考えられません。

せっかく作ったススメバチトラップを日当たりの良い場所に仕掛けたとしても、あまり捕獲はできないはずです。大量にススメバチ捕まえたい、そして女王バチを捕獲したいので日陰にトラップ仕掛けましょう。

ススメバチは日陰を飛来することが多いですから、思うような効果が得られるかもしれません。最も捕獲しなくてはならない女王バチもきっと捕獲できます。また、建物の近くよりも少し建物から離れた場所にある木の枝にスズメバチトラップを設置することが効果的です。

スズメバチトラップを設置する高さの目安として、建物の2階で見かけることもあるかもしれませんが、ベランダでは少し高すぎてしまうのでもっと低い場所の方が良いです。庭先にある木の枝に引っ掛けるくらいがちょうど良い高さでしょう。

大体どのあたりをススメバチが飛来しているのかがわかっていれば、飛来しそうなルート上にスズメバチトラップを設置してみてください。じっくりとススメバチを観察してみると、同じような場所を飛来しているはずです。

毎日のようにどこら辺をススメバチが飛んでいるのかを覚えておきましょう。よくススメバチが飛んでいる場所にトラップを設置すれば、より一層捕獲しやすくなります。

万が一、なかなかススメバチが捕獲できないようであれば、他の場所にスズメバチトラップを仕掛けなおした方が良いです。最初から、蜂が移動するルートの家の周りの何か所かにスズメバチトラップを設置しておくのもおすすめです。

スズメバチが飛来しそうだと思う場所を何か所か考えてスズメバチトラップを設置しておけば、より引っかかりやすくなります。複数個所にスズメバチトラップを設置してみて、最も効果が高い場所に大きなトラップを設置するのも良いかもしれません。

ススメバチトラップで運良く女王バチを捕獲できると、それ以上卵を産まなくなるのでこれ以上スズメバチの被害に遭わなくて済みます。まだ被害に遭っていない人は、何も被害がなく駆除できるかもしれません。

よりスズメバチトラップの効果を高めるためにはどうすべきかを考えることも大事です。ススメバチに刺されたりしないようにするためにも、安全かつ効率の良いトラップをうまく仕掛けてみてください。
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