カブトムシ
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カブトムシの幼虫が土の上に出てくる4つの原因

カブトムシ幼虫土の上出てくる場合、うまく成長するかどうか不安になることは無いでしょうか。カブトムシは子どもにとても人気の高い昆虫ですが、大人でも好んで飼育している人が多く夏になると一気に注目度が上がる生き物でもあります。

カブトムシが幼虫の時にどのくらい餌を食べたのか、またどういった環境で育ったのかによって成虫になった時の大きさが決まるほど、幼虫からサナギにかけて大切な時期を過ごしています。カブトムシの幼虫を観察をしていると様々な様子を見せてくれるのですが、環境によっては息苦しそうに土の上に出てくることもあります。

この記事を読むと、どうしてカブトムシの幼虫が苦しそうに土の上に出てくるかがわかり、その根本的な4つの原因と対処の仕方を詳しく理解することができます。

カブトムシの幼虫が土の上に出てくる温度と再発酵の原因

カブトムシの幼虫が土の上に出てくる土に関する問題として、温度と再発酵による原因があります。カブトムシの幼虫は長い期間、土と呼ばれるマットの中で生活をしています。このカブトムシ幼虫の飼育に必要不可欠なマットは栄養がとても豊富であり、それと同時に餌にもなっている優れものです。

本来はカブトムシの幼虫は土の中で生活をしており、蛹室も同様に土の中に作ります。カブトムシの幼虫が土の上に出てくる場合、マット中の環境の湿度や温度が高くなっていることが原因としてあげられます。カブトムシの世中は大変デリケートな生き物です。

普段カブトムシの幼虫を飼育している時も素手で触ると人間の体温によって弱ってしまうことも多いため、少しでも温度が高いとそこから逃れようと土の上へあがっていきます。また、日光をカブトムシの幼虫に当てると殺菌作用があるように感じますが、カブトムシにとっては一大事のことです。

カブトムシの幼虫は直射日光に当たらない場所で、温度差があまりない所に飼育かごを置くようにしましょう。そして、カブトムシの幼虫が土の上に出てくる問題として、マットの再発酵が原因となることがあります。

市販されているカブトムシ飼育のマットは、水を混ぜてふやかし適度な湿度を持たせますが、初めの段階でガス抜きと呼ばれる作業を行ってしまうと土が発酵し、土の中の温度が上昇してカブトムシの幼虫は土の上に出てきてしまいます。

このようなことを防ぐには、土と水を混ぜたらそのまま3日ほど放置をしてから使用することが大切になってきます。カブトムシ飼育のマットの湿度問題に関しては、水分の含ませ方が多い場合に起こります。

カブトムシ飼育の土マットを放置する際に、軽く握ってみて水が滴るようであれば水を含ませすぎです。土の温度も上がってしまうので、強く握ってみてその手の形に固まるぐらいがちょうどよいので、湿り気を確認するときはこういった方法を利用するようにしてください。

カブトムシの幼虫が土の上に出てくる飼育数と病気の原因

カブトムシの幼虫が土の上に出てくる個体に関する問題として、飼育数と病気による原因があります。カブトムシの成虫は土の中に卵を産み、それが幼虫となって地中ですくすくと育っていきます。

成虫のカブトムシが卵を一体いくつくらいの産んだのかを素人が確認することが難しく、卵が孵化してカブトムシの幼虫がある程度大きくなって気が付くことが多いです。気が付かずそのままにしておくと、あまりにも飼育かごに対してのカブトムシの幼虫が多い場合は土の上に出てくることもあります。

カブトムシの幼虫が土の上に出てくるのは、ストレスと土地中の酸欠が原因になっていることが多いです。そして狭い空間では、カブトムシの幼虫の共食いを引き起こしてしまうこともありますし、マットの中の栄養を十分に摂りこむことができなくて、成虫になっても大きくならないことがあります。

目安としてはカブトムシの幼虫1匹に対して土マットの量は、約1.5Lから2L必要となります。多くならないように注意してください。もし、カブトムシの幼虫が土の上でじっとしている場合は、何らかの病気に感染している可能性もあります。カブトムシの幼虫が病気になると、その対処方法はありません。

逆にそのままカブトムの幼虫を飼育かごの中に入れておくと、他のカブトムシの幼虫に感染させてしまい、その飼育かごの生き物が全滅してしまうおそれもあります。

カブトムシの幼虫の様子をしっかりと見て、何らかの病気に感染しているような感じであれば、そっとその様子がおかしいカブトムの幼虫を隔離するようにしてください。この場合も、おかしいと感じるカブトムの幼虫は素手で触らないようにします。

もし、素手で触ってしまうとさらにカブトムの幼虫の病気が悪化してしまい、弱ってしまうこともあります。カブトムの幼虫が蛹室を作るまでは、土の中の環境がとても大切になります。カブトムの幼虫を飼育している数が多くならないように気を配り、幼虫同士が互いに生育しやすいよう環境を整えるようにします。

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