クマバチ
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クマバチに刺された時の症状と対処方法

クマバチ刺された場合は、症状の出方に個人差はありますが激しい痛みや長時間のかゆみを伴います。一般的にクマバチに刺されてから1時間以内に体調変化が起こりますので、注意する必要があります。

ハチ毒によるアレルギー反応が生じて、アナフィラキシ―ショックを起こしてしまう場合もありますので適切な処置や対応がとても大切です。この記事を読むと、クマバチに刺されたことによって生じる病状変化や状況に応じて適切な応急処置の方法を理解することができるできます。

クマバチに刺された時の症状について

クマバチに刺された場合の局所症状には、刺された箇所がズキズキ痛んだり赤く腫れあがり治るのに約1週間くらいの時間がかかります。クマバチに刺された瞬間、痛烈な痛みが生じ患部とその周辺が赤く腫れるのが一般的といわれています。

痛みと同時にかゆみを伴うことが多いですが、過去クマバチに刺されたことがあるかどうかやその日の体調や体質によって異なってくるのが特徴です。また、クマバチに刺された時の局所的な症状は、比較的軽いですがこれもまた個人差がありますので人によっては吐き気が生じる場合があります。

クマバチに刺された時の全身症状としては、息が苦しくなって意識障害が起きる場合もありますので注意が必要です。クマバチに刺されたときの具体的な全身症状として、腹痛や下痢、嘔吐が生じることもあり口が渇いたりしびれが生じる場合もあります。

これ以上重い場合は、意識がなくなったり痙攣が起こって倒れてしまう場合もありますので、このような際は、一刻も早く適切な応急処置が必要です。クマバチの毒には、吐き気や頭痛の原因となるヒスタミンや神経に作用するセロトニンとポリアミン、そしてアセチルコリンなどの人体に痛みを引き起こす成分が配合されています。

ハチの毒によるアナフィラキシ―ショックは、一度クマバチに刺されてしまうことにより毒に対する抗体が作られて、二度目に刺された際に抗体がアレルギー反応を起こすことによって生じます。

このハチ毒アレルギーが起こるかどうかは個人差によってそれぞれ異なりますので、普段からクマバチに刺されないように予防したり、巣には近づかないように注意することがとても大切です。

また、本人が元気な場合でも刺されてから1時間以内に何かしら体調に変化が起きる場合がほとんどですから、しばらく注意しておく必要があります。アナフィラキシ―の症状としては、意識障害だけではなく、のどや胸が締め付けられたり声がかすれて呼吸音に異常が出る場合もあるといわれています。

さらに、唇や爪が青白くなったり、尿や便を漏らしてしまう場合もありますので急な体調変化が起こった場合は、速やかに医療機関を受診する必要があるでしょう。

アナフィラキシ―ショックは、発症すると極めて短時間で全身にアレルギー反応として起こりとても危険ですから血圧が低下していたり意識障害が起こった場合は、救急車を呼んだり正しい応急処置がとても重要になります。

クマバチに刺された時の対処方法の手順

クマバチに刺された時は、どういった対処の手順をすると良いのか気になるポイントです。基本的にクマバチは優しい大人しくめったに人を刺さないといわれていますが、自分自身を守るために刺したり攻撃をしてくる場合がありますので注意が必要です。

クマバチに刺された時の対処方法の手順としては、まず毒針を除去する必要があります。毒針の根元にある毒のうは、しっかりと取り除かないと体内に毒を送り続ける危険性があるといわれていますが、毒のうを圧迫しないように取り除く注意が必要です。

次に、クマバチに刺された患部の毒を絞りだして流水で洗い流して患部を冷やして痛みや腫れを和らげます。クマバチの毒を吸い出す場合は、口で吸い出すことは絶対に避けてポイズンリムーバーを使うとよいです。

クマバチに刺された時はなるべく15分以内にその毒をポイズンリムーバーなどで吸引する応急処置がとても重要になるといわれています。また、このような抗ヒスタミン系の成分を含んだ軟膏でケアすると症状を緩和することができますが、痛みや腫れ、かゆみがひどい場合は、自己判断はしないで医療機関を受診することが大切です。

そして、クマバチに刺されてしまった患部を冷やす際には濡れたタオルや氷、保冷剤を使うと効果的で安静にする必要があります。アナフィラキシ―ショックといったアレルギー反応が起きた場合は、速やかに救急車を呼んで一刻も早く治療を開始することが大切です。

このようなアレルギー反応が生じた際には、救急車が到着するまでに適切な応急処置を施す必要があります。具体的には、身体を横にして足の位置を高くして頭を低くして、吐き気がある場合は横向きに寝かせましょう。

手または足などをクマバチに刺された場合には、その刺された部位よりも心臓に近い場所を紐などで縛って、可能であるならば血液が毒を吸収することを遅らせる目的に冷やします。毒が溜まると部分的に壊死しますので、縛った箇所は数分毎にその縛りを緩める必要があります。

クマバチは、防衛本能がとても強い昆虫のため普段は比較的温厚なハチですが反撃してくる場合もありますので、見かけたり場合は被害にあわないためにもその場所から離れることがとても重要です。

アレルギー反応であるアナフィラキシ―症状が見られた場合は、命に関わりますので一刻も早い医療機関への受診が大切になります。病院に着くまでの間や救急車が到着するまでの間には、毒が身体に回らないように頭の位置を低くして患部を水で洗い流して毒を絞りだす応急処置がとても重要といわれています。
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