ダンゴムシ駆除でコーヒーかすを撒くと、逆に悲惨な事態が待ち受けているということをご存知でしょうか。ダンゴムシはコーヒーのニオイが苦手だという話を耳にしたことのある人が、ダンゴムシ駆除を行う時にコーヒーを活用しようと考えることは珍しくありません。
しかし、実際にどのように駆除するのかで迷うことがあり、やり方を間違えると期待するような成果が得られません。ダンゴムシ駆除でコーヒーかすを撒くと、逆にダンゴムシが集まってくるとうことをご存知でしょうか。
その一方で、コーヒーの活用方法を間違えるとダンゴムシ駆除どころか寄せ集め効果が発揮してしまう事態を招いてしまいます。この記事を読むと、ダンゴムシ駆除でコーヒーかすが招く悲惨な注意点について詳しく知る事ができます。
ダンゴムシ駆除するならコーヒーが効果ある理由
意外かもしれませんが、ダンゴムシ駆除にはコーヒーが非常に大活躍します。ダンゴムシにとってコーヒーの何が嫌なのかというと、ずばりそのニオイです。あのコーヒーの香ばしい香りが非常にダンゴムシたちは苦手なので、珈琲液を庭などにスプレーしておくとダンゴムシが寄ってきません。
ダンゴムシ駆除といってもコーヒーの香りがすれば良いのですから、用いるのは安価な「ドリップタイプ」と「インスタントタイプ」のどちらのコーヒーでも構いませんが、その際に気を付けたいのは香りがよく出るように濃い目にコーヒーを淹れることです。
コーヒー自体の濃度を薄くするとニオイまで薄くなってしまいますので、あまりダンゴムシ駆除の効果が出ないようになります。濃くなるようによく煮出したコーヒー液を、ダンゴムシが集まってくる場所にスプレーしておきます。
植木鉢の裏や周辺など広くコーヒー液をスプレーしておけば、その範囲内に入ってくるダンゴムシをかなり減らすことができますので、畑や花壇などの一定の場所を守りたい時にも最適です。
たとえば、ダンゴムシ駆除に酢などを使ったは対策を行う人自身がニオイが苦手だと感じることが多いですし、酢がついてしまった植物なども同様のニオイになってしまうために、もっと良い香りのするもので対策を行いたいと考えることがあります。
コーヒーならその要望にピッタリですし、珈琲の液体は簡単に撒いたりスプレーするなどして対策できて便利です。しかし、一度コーヒー液を撒いたからといって、そのダンゴムシ駆除の効果がずっと続くことはありません。
やはり時間の経過と共にコーヒーの香りは薄れてきますので、薄くなってきたと感じたら再びコーヒー液をスプレーで撒くようにします。これを繰り返せば、もうダンゴムシの発生に悩まされません。
ダンゴムシ駆除するならコーヒーかすは逆効果の理由
ダンゴムシ駆除でコーヒーかすを撒くと、逆に悲惨な事態が待っている理由を説明していきます。ダンゴムシはコーヒーが苦手だという話を聞いて、ダンゴムシ駆除にコーヒーかすを使ってしまう人がいます。
コーヒーの液体を撒いただけではすぐに香りが薄くなって再びダンゴムシ駆除の対策を行わなければなりませんが、コーヒーかすを撒けば少し長持ちするだろうと安易に考える人もいます。
しかし、実はダンゴムシはコーヒーの匂いが苦手ですがコーヒーかすがとても好きで、かえって寄ってきてしまいますので注意しなければなりません。ダンゴムシは湿った場所が大好きですので、ずっと湿気た状態になるかすの周りは居心地が良いと感じてしまいます。
ダンゴムシを集めて一気に駆除するためにあえてコーヒーかすを撒くことはありますが、ダンゴムシを寄せ付けないようにするために利用するものではありません。
ダンゴムシ駆除にコーヒーが良いと聞くと、どのような状態でもその効果があるのではないかと感じてしまいますが、実際に期待できるのはコーヒー液であることを知っておく必要があります。
珈琲を出した後のコーヒーかすは利用できませんので、ダンゴムシ駆除方法を検討している場合には珈琲かすを選択肢から除外しましょう。コーヒーかすを撒くと、濡れていても乾いていてもダンゴムシが寄ってきます。
それを利用してコーヒーかすを活用したダンゴムシトラップを仕掛け、そのトラップごと捨てるというダンゴムシ駆除方法はあります。実際によくダンゴムシが集まる場所にコーヒーかすを撒くと面白いように集まってきて、大量のダンゴムシを一気に駆除することも可能です。
このように、コーヒーの液体とコーヒーかすとでは、ダンゴムシ駆除の効果が全く違うことを覚えておきましょう。コーヒーの香りが苦手なダンゴムシですが、コーヒーかすは大好きという事を知っておくと悲惨な事態を回避することが可能です。