ムカデ駆除のときに室内でバルサンを使うなら、注意すべきポイントがあります。ムカデが室内に出てくる時期は5月~6月頃と9月~10月頃が多いです。ムカデに噛まれますと、しびれたり、腫れたりしますので、噛まれないようにしなければいけません。
ムカデがよく出てくる時期が決まっていますので、その時期を乗り越えれば良いでしょう。この記事を読むと、ムカデ駆除を室内でする際にバルサン利用するときの注意すべきポイントが分かります。
ムカデ駆除を室内で行うバルサンの3つの特徴
ムカデ駆除を室内で行うためのバルサンは、3つの状況によって使い分ける必要があります。バルサンは室内の隅々まで殺虫効果がありますが、いくつかの種類があります。
主にバルサンには「くん煙タイプ」「水タイプ」「霧タイプ」の3タイプが発売されていますが、ムカデ駆除を行う製品は「くん煙タイプ」がメーカーから発売されています。
バルサンの「くん煙タイプ」とは煙を出すものであり、部屋の隅々まで効果が期待出来ます。バルサンの「水タイプ」は、水を入れるだけで使えるものであり、くん煙タイプほど拡散力が高くはありませんが、煙が少ない為、取り扱い易いのが特徴です。
バルサンの「霧タイプ」は煙を出さずに霧を発生させる製品ですので、火災報知器の設置が義務付けられている現代社会においては、最も用途に適している製品です。マンションなどの集合住宅でバルサンを使う必要が出てきた際には、この霧タイプの物を使うと良いでしょう。
一戸建て住宅の場合は、バルサン「くん煙タイプ」の製品を使う事が出来ます。くん煙タイプは、火災報知器用のカバーが付属しているものがありますので、これを使えば、火災報知器が反応する事を防ぐ事ができます。
なお、バルサンの「くん煙タイプ」は拡散力がとても高いので、部屋の至る所に成分が行き届くのがこれを使うメリットです。
大量発生する害虫の駆除を行いたい時に効果が高いですが、室内にある物に付き易いですので、使う時には食べ物などを冷蔵庫に仕舞ったり、成分が入ってはいけない物に対してはカバーをしておいたりすると良いでしょう。
このように、バルサンはタイプによって成分の浸透力や拡散力が異なりますが、住んでいる場所に応じてバルサンのタイプを使い分けていく事が可能です。
ムカデ駆除を室内でするならバルサンは「くん煙タイプ」を選ぶべき理由
ムカデ駆除を室内でするならバルサンは、3タイプある内の「くん煙タイプ」を選ぶべき理由を解説していきます。ムカデに噛まれますと、腫れてしまったり、場合によってはアナフィラキシーになってしまう事もありますので、室内に入ってきたら出来るだけ早くにムカデ駆除してしまった方が良いです。
バルサンには3タイプ「くん煙タイプ」「水タイプ」「霧タイプ」の製品がラインナップされていますが、ゴキブリ向けの製品ではなく、ムカデなど様々な虫に対応した製品は、くん煙タイプのみがラインナップされています。
バルサンのくん煙タイプは拡散力と浸透性の高さで確実に虫を駆除出来るのが特徴の製品ですが、ムカデは湿気の多い場所を好みますので、洗濯機のある場所や風呂場などには特に注意して殺虫効果が浸透するこのタイプを使う必要性があるでしょう。
バルサンの霧タイプや水タイプの製品は、水気のある場所や軒下などへの浸透力が少し弱い傾向があります。そこで、ムカデ駆除をするならば殺虫効果の浸透力が高いくん煙タイプのバルサンを使用するのが望ましいです。
煙の場合、軒下にも殺虫成分が浸透しますので、軒下に生息するのを好むムカデを駆除するという目的であれば、高い効果が期待出来ます。産卵時期に入りますと、それだけ虫が増えてくる事になりますので、産卵時期に入る前にバルサンで退治しておくことが望ましいです。
こうすることによって、ムカデが増える事が減りますし、室内に入ってくるリスクを減らす事も出来るでしょう。バルサンのくん煙タイプは、他のタイプよりも殺虫成分が室内の至る所まで浸透するというのが大きなメリットですので、姿が見えづらい虫を退治したい時には大いに役立ってくれる製品となっています。